「農家からの買取価格表示を」、法案提出

豪州連邦議会で小売り店で農家からの買い取り価格表示を義務化する法案が提出されている。ただ、農家や小売り店は、買い取り価格の改善に必ずしもつながらないとして同法案を支持していないようだ。16日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

同法案では、1,000平方メートル以上の店舗面積を持つスーパーマーケットで、農家からの買い取り価格表示の義務化が提案されている。南オーストラリア州のかんきつ類生産農家を代表するロウ氏はこのほど開催された議会で、同法案では農家からの買い取り時の価格しか分からず、梱包や輸送、マーケティングなど農家が負担しているコストが考慮されていないと指摘。それよりは食品表示規制(Truth in Labelling)で、消費者が国産か輸入品かの見分けを付けられるようにすべきとしている。

また全国小売り協会(NRA)のオスモンド最高責任者は、小売り大手ウールワースやコールズを代弁し、同法案では小売りが買い取り価格を決める際に農家に頼らざるを得なくなり、事務処理が増加し、消費者に反感を持たせることにもつながりかねないと主張した。

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