NTの食肉加工工場建設、実現に向け前進

北部準州(NT)ダーウィンでこのほど、肉牛生産最大手のオーストラリアン・アグリカルチャラル・カンパニー(AACo)による食肉加工工場の開発ヒアリングが実施された。実現に向け大きく前進した形だ。11月28日付ランドが伝えた。

AACoは、ダーウィンの南50キロメートルのリビングストン・バレーに食肉加工工場を建設する計画。建設費用は推定3,500万豪ドル(約27億円)で、これとは別に関連費用として1,250万豪ドルが必要と試算される。1日の牛の処理頭数は最大1,000頭。米国と欧州、アジア向けに輸出する考えだ。同社はNTで約30万頭の肉牛を飼育している。

同社のファーリー最高経営責任者(CEO)は、食肉加工工場が地域経済に大きな恩恵をもたらし、建設期間中に約230人、稼働後に270人の雇用が創出されると説明。NTの牧畜業者にとっては、生体家畜輸出以外の販路が開けることになると述べた。

AACoは今後、食肉加工工場の建設に伴う環境アセスメントを実施。道路や運輸施設、電力・水道・ガスなどの公共インフラの利用について、NT政府と連邦政府の支持を得る必要があるという。
ファーリーCEOは、上院委員会に提出した報告書の中で、NTに大型の食肉加工工場を設置することで、地域の牧畜業者の事業多角化が進むと主張している。

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