生体羊輸出、東部州からの出荷が急増

東部州の牧羊業者は、過去数年間で最大の好況の恩恵を受けている。最新統計によれば、今年10月末までにビクトリア(VIC)州ポートランドと南オーストラリア州アデレードの両港から輸出された生体羊は全体の34%に上っており、前年同期の19%から急増している。21日付ウィークリー・タイムズが伝えた。

東部州からの出荷量が増加したことにより、西オーストラリア(WA)州が生体羊の輸出に占める割合は2006年の82%から62%に低下した。豪家畜輸出業者委員会(ALEC)のマッキノン氏は、バイヤーにとっては生体羊がどこから出荷されても同じだと説明。適切な羊を適切な時期に調達することが重要だと述べている。

同氏は、海外需要が高まっていることから、生体羊貿易の将来は明るいと指摘。一方で、来年1月から生体羊の輸出規準が厳格化され、豪州の牧場から処理施設までのサプライチェーンを追跡可能とすることが条件づけられることから、輸出コストが増大する見込みだとしている。

今年1~10月の生体羊の輸出先で最大はクウェートで、約80万頭を出荷。これにカタールの39万頭、バーレーンの31万5,000頭、トルコの30万頭、ヨルダンの16万5,000頭が続いている。特にトルコ向けは前年同期比118%増を示している。これに対してサウジアラビア向けは91%減少しており、ソマリアやイラク、イラン、シリアからの調達を増やしているものとみられる。

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