暑さのストレスに御用心、牛の生産性に影響

ビクトリア州第一次産業省のケーブ氏はこのほど、気温と湿度の上昇が家畜の牛にとって多大なストレスとなり、生産性の低下につながると指摘した。2日付ストック・アンド・ランドが伝えた。

同氏によると、牛にとっての最適な気温は5~25度で、それ以上気温が上昇した場合は、体温を下げるのが困難になるという。気温と湿度による懸念は、◆気温38度・湿度20%:暑さのストレスをやわらげるために、冷却行為の開始が必要◆気温38度・湿度50%:危険な状況◆気温38度・湿度80%:致死的な状況――のレンジに分けられるという。

暑さでストレスを感じる牛が見せる症状には、◆日陰を探し、飼料や水を摂取しようと移動せず、その場から動かないことが多い◆水の摂取量が増加する◆飼料の摂取量が減少する◆座るよりも立って過ごす◆呼吸が増える◆体温が上昇する◆唾液の量が多くなる◆生乳生産量が減少する――などがある。

暑さ対策としては、◆日陰が適度にある農場に移動させる◆質のよい冷えた水へのアクセスを確保する◆移動させる際に、十分な時間をかける◆畜舎での混雑を避ける――などがある。また乳牛には、◆生乳の搾乳時間帯を早朝と夕方にする◆搾乳を待つ間、スプリンクラーを利用する◆搾乳小屋に大型の扇風機を設置する――ことが挙げられる。

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