自宅の養鶏がブーム、卵生産量の12%に

一般住宅の裏庭での養鶏がブームになっているもようだ。豪州鶏卵連盟(AEC)の推定によれば、自宅で飼う鶏が産む卵の数は国内の総生産量の約12%に達しているという。1月30日付オーストラリアンが伝えた。

特に、スプリング・フラッシュと呼ばれる7月末から9月末にかけての時期は、養鶏人気が高まるものとみられる。鶏卵販売最大手のサニー・クイーン・ファームズの同期の売上高は6%減少した。同社のオハラ社長は、自宅での養鶏ブームが卵自体の人気を反映していると予想。同社長が業界に入った10年前には、卵は脂肪とコレステロールが多いという俗説が流布していたが、ここ数年は啓蒙(けいもう)活動の成果が出ており、卵に含まれる飽和脂肪は少ないことが理解されてきていると述べた。

AECによると、昨年は国民1人当たり平均210個以上の卵を消費。これは過去5年間の平均である183個を上回っている。昨年度(2010年7月~11年6月)の販売量は過去5年間の平均の21%増となる1億2,600万ケースに上った。

ブリスベーン北のウィンザーに住むプール一家は6年前から裏庭で養鶏を行っており、いまではスーパーで卵を買うことはほとんどないという。

ただし、AECのケラウェイ最高責任者は、自宅の養鶏には食中毒など健康上のリスクがあることに留意する必要があると指摘。卵の汚れやひび割れに注意し、産み落とされた後はすぐに冷蔵庫で保管するよう呼び掛けている。

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