WAの牛肉加工業界、頭数不足で稼働率低下

西オーストラリア(WA)州では、羊の頭数不足に続き、畜牛の不足が表面化している。牛肉加工業者の多くが、労働日数を週4日に減らざるを得ない状況にあるという。7日付ファーム・ウィークリーが報じた。

精肉業者ダーダナップ・ブッチャリング・カンパニー(DBC)のパニーザ最高経営責任者(CEO)は、「WA州内で十分な飼料と水がなかったため、州内の家畜が東部州に流れている」と指摘。同社でも食肉加工の稼働率を通常の8割に落としているほか、家畜頭数の減少によって牛の価格が上昇していると説明した。昨年11月には、前年同月比で22%の価格上昇がみられたものの、牛肉業界は採算がとれる状況にないという。

同CEOは、「家畜が東部州に移ってしまったことについては、誰を責めることもできない」とコメント。「生体牛輸出を批判するつもりはないが、畜産業の将来を考慮し、バランスのとれた取引を行ってほしい」と述べ、生体牛輸出業者らと協力し、国内の加工業者に供給が行き渡るよう取り組む必要があると訴えた。

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