酪農牛の雄雌鑑別済み精子、販売数が倍増

豪州における2010/11年度の雄雌鑑別済み酪農牛の精子販売量が、前年比で倍増したことが全国飼育頭数改善連盟(NHIAA)の調べで明らかになった。業況が改善している酪農業界では、生産者が飼育頭数を増やす傾向にあるため、今後も精子取引は好調を維持するとみられている。8日付ウィークリー・タイムズが報じた。

NHIAAによれば、10/11年度に取引された雄雌鑑別済み精子は6万905ユニットで、前年度の3万5,334ユニットから倍増。雄雌鑑別済みのゲノム精子は5,016ユニットに上った。豪州内で取引された精子の3.32%を占めたという。

雄雌鑑別済み精子を取り扱うアルタ・ジェネティクスのゼネラルマネジャーであるギラン氏は、「雄雌鑑別済み精子を利用した場合、繁殖力が安定するだけでなく期待値が高くなる」と述べ、需要は今後さらに拡大するとの見方を示した。

精子販売会社ABSオーストラリアのウッド販売部長によると、雄雌鑑別済み精子の価格は1ユニット当たり35~80豪ドル(約3,000~6,700円)で、通常の精子の約2.5倍に相当するという。同部長は、「酪農農家は牛乳生産を増やすために飼育頭数を拡大したいだけでなく、追加収入を目的に、余剰となった牛を輸出に回したいと考えている」と説明した。

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