家畜追跡システム、NZで7月導入へ

ニュージーランド(NZ)では、全国家畜識別・追跡(NAIT)制度が7月1日から導入される見通しだ。昨年11月に導入予定だったNAITは、議会での法案通過に遅れが生じていたが、ようやく法案審議過程に入ったという。9日付インフォニュースが報じた。

NZ農業者連盟(NZFF)のクロフット広報担当は、「農家の多くはNAITシステムの導入を支持しておらず、われわれもこれまで法案に反対してきたが、法案が議会を通過する見通しとなった」とコメント。ただし、制度内容は当初の計画から大きく改善したと話している。

同広報担当は、NAITシステムが依然として試験段階にあるため、畜産農家では手続きなどの準備を進めることができないと説明。数千に上る生産者だけでなく、輸送会社や家畜取引所、加工業者などで準備が整っていないのが現状だと指摘した。「データ入力や電子タグの装着、タグの読み取り機械など、システム導入前後にしなければならないことは山ほどある。このため、段階的な導入が必要だ」と述べた。

また、同広報担当によれば、国内には趣味で農業を行っている用地が約17万5,000カ所に上り、ここで飼育されている家畜をどう扱うかが問題になっているという。ほかにも、NZFFでは制度遵守を取り締まるための要員が不足していると話した。

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