持続可能な肉牛生産、業界会議が指針発表へ

クイーンズランド(QLD)州ロックハンプトンで5月に開催される牛肉業界の展示会「ビーフ・オーストラリア2012」では、円卓会議ラウンドテーブル・フォー・サステーナブル・ビーフ・オーストラリア(RSBA)による持続可能な肉牛生産の指針が示される見通しだ。2月27日付ランドが伝えた。

RSBAには、牛肉のサプライチェーンや生産者団体、環境保全団体の世界自然保護基金(WWF)の代表らが参加。定期的に会合を開き、生産者のための持続的な牧牛の方向性を模索している。

だが、RSBAの創立以来の参加メンバーである豪州肉牛生産者協議会(CCA)のイナル理事は、ビーフ・オーストラリアでの発表内容が概略にとどまる見込みと説明。現時点では各界の代表が意見を出し合っている状態で、目標やガイドラインなどは設定されていないと述べた。同理事はまた、業界ではCCAがWWFと手を結んでいるという見方があるとした上で、同団体とは一線を画していると強調した。

同理事のコメントは、RSBAに環境保全団体が参加していることに対する生産者らの反発を反映したものとみられる。

WWFとファストチェーン大手マクドナルドの代表らは先ごろ、キャンベラで開催されたCCAの理事会で生産者らに対し、持続的な牛肉生産の規定を適用するよう強く訴えた。QLD州の農業団体アグフォースのモーズリー牧牛部会長は、アグフォースのホール代表からWWFを完全に信用することはできないと告げられたと明かしている。

RSBAは2月24日にも会合を開催する予定だったが、未公表の理由により3月に延期されている。

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