「フリーレンジ卵」の定義、養鶏連盟が緩和要請

豪州の鶏卵業界では、鶏が野外を自由に歩き回れる形態での飼育手法「フリーレンジ」の基準をめぐり、再び議論が過熱しているようだ。鶏卵農家で構成される豪州鶏卵連盟(AEC)は引き続き、定義とされる1ヘクタール当たりの飼育数を増やすよう求めている。ウィークリー・タイムズが報じた。

ニューサウスウェールズ州政府では昨年末、「フリーレンジ」として野外で飼育される鶏の数を1ヘクタール当たり1,500羽とする基準を定めた法案を可決した。しかしAECは、これを2万羽に変更するよう要請している。

これに対し、フリーレンジ卵の生産者は、「AECの主張はフリーレンジの評価を傷つけるもの」と批判。フリーレンジ生産者連盟(FRFA)のウエストウッド広報担当は、「消費者の間でフリーレンジに対する評価は高い」と述べ、AECに対して定義変更の要請を取り上げるよう求めていると話した。

卵の生産方法に関しては、動物愛護団体アニマル・オーストラリアがケージ(おり飼い)卵の生産環境を批判するビデオを利用し、ケージ飼育に対する反対キャンペーンを開始する見通しだ。アニマル・オーストラリアはキャンペーンの中で、欧州連合(EU)7カ国でケージ飼育が禁止されていることに触れ、豪州もこれに続くべきと主張している。

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