中国企業、豪の畜産市場で権益買収に興味

クイーンズランド州のロックハンプトンで開催中の豪州牛肉博覧会「Beef Australia 2012」で、参加している中国企業が豪州の牧場や食肉加工工場の買収に関心を示している。中には豪州から生体の和牛や精液を輸入したいと考えている中国の生産者もいるようだ。
10日付オーストラリアンによると、同博覧会には中国の代表団のほかに、パラグアイやポーランド、アルゼンチン、米国、ブラジルなどから牧場主や投資家が参加している。

雲南省のModern Agricultural Developmentのリー氏は、豪州北部で複数の牧場購入を検討している。それらの牧場では、質が低く家畜生産が限られている中国の亜熱帯地域に、生体牛として輸出するのに適しているブラーマン種やブランガス種、ドラウトマスター種の血統の繁殖を行うことを希望している。牛の質が高く、遺伝子の管理システムが整っているため、豪州人の生産者と一緒に行っていきたいとしている。

また中国北東部で牛肉加工を手掛けるShandong Jiejian Beef Developmentのフォン氏は、豪州で牛肉加工工場の買収か設立に関心を示している。複数の牧場を視察した同氏は、中国の牛肉市場の将来には豪州の牛とフィードロット、牛肉加工工場を利用し、と殺体を中国へ輸入して加工するという仕組みが適切との見方を示した。

山東省の牛肉生産者であるルイ氏は、豪州から和牛かアンガス種の雄牛か精液を輸入して、自身が生産する黄牛の遺伝子やマーブリングを改善したいとしている。

ロックハンプトン近くで畜産を行っているアクトン氏は、海外の大勢の牧場主や企業が豪州畜産業への投資に興味を持っていることを歓迎し、良い結果に結びつけたいとしている。

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