豪の牛胚に輸出の機会あり=米胚移植会社

米国は牛繁殖のために、豪州の牛の遺伝子をほしがっている――。牛の胚移植に特化している米オビトラ・バイオテクノロジーのリンジー最高経営責任者(CEO)が主張している。24日付ランドが伝えた。

同CEOによると、米国では牛の異種交配をして、干ばつ時に一掃した牛の頭数を増加させる生産者が増えてきているという。需要が見込める品種は、ブランガス種やブラックアンガス種、シンブラ種、ヘレフォード種、シャロレー種、シンメタール種、ブラハム種など多岐にわたる。

米テキサス拠点のオビトラは2006年の設立以降、豪市場に胚を輸出してきた。昨年の胚輸出量(1,400個)のうち半分が豪州向けだった。同CEOは「これまで多くの胚を豪州に輸出してきた。これからは豪州の畜産家が輸出する番だ」としている。

オビトラの胚移植プログラムに参加した繁殖場テルパラ・ヒルズは、先ごろ開催された豪州牛肉博覧会「Beef Australia 2012」で、雄牛「グラッドストーン920」を2万6,000豪ドル(約200万円)で売却した。この雄牛から採れた精液は現在、米国やブラジル、アルゼンチン、メキシコ、南アフリカ、中国で広く利用されている。

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