豪産牛肉とラム肉、フィリピン向け輸出が増加

フィリピンの経済成長と中間所得者層の増加を受け、豪州産の牛肉とラム(子羊)肉の同国向け輸出が増加傾向にある。23日付ストック・ジャーナルが伝えた。

ここ数年間のフィリピン経済の成長は目覚ましく、2050年までに東南アジア最大、世界16位の経済国になると予想されている。豪州産牛肉のフィリピン向け輸出は05年以降で5倍に増加し、11年には1万9,800トンに達した。一方で、同年のラム肉輸出量は411トンとなっている。

フィリピンでは、供給量が豊富で価格も安い豚肉と鶏肉が主で、これまで牛肉はコンビーフなどの缶入り食品の製造用に使われることが多かった。フィリピンの牛肉消費量は現在、豪州の1人当たり34キログラムに対して、同4キログラムと推定される。フィリピン国内の消費量の60%は国産牛肉で占められているが、同国の牛肉の生産量は減少傾向にあるという。

米国との政治的、軍事的関係の長さから、フィリピンの食品産業では米国産牛肉が最大シェアを維持。ブラジル産やインド産などの安価な牛肉も一定のシェアを占めてきた。

一方で、豪州産牛肉のシェアも増加しており、特に最新の小売りスペースで地位を確保。地元の投資家とともに市場を開拓できる可能性があるという。

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