NZアライアンス、鹿肉に画像分析システム導入

食肉輸出を手掛けるニュージーランド(NZ)のアライアンス・グループは、南島中部東沿岸ティマルーのスミスフィールドの鹿肉加工場で、肉の分析のためのスキャニング技術を導入する。6日付Stuff.co.nzが伝えた。

ビデオ画像分析システム(VIASCAN)は2003年、ラム(子羊)肉用に開発され、追って牛肉でも使用。鹿肉用の導入は世界でも初めての試みという。

ティマルーの鹿肉加工場は先ごろオープンしたばかり。アライアンスのゼネラルマネジャーのベーレント氏は、新技術の導入により、市場が求める高品質の鹿肉を供給することができると説明している。

VIASCANは、鹿の枝肉の画像から肉の収量性(歩留り)を的確に割り出すもの。脚部と胴体、肩部の3部位に分けて分析される。

ベーレント氏は、ラム肉にスキャニングを導入したことにより、農家は枝肉の品質を引き上げるための品種改良の情報が得られたと説明。鹿肉でも同様の効果が見込まれるとしている。

スミスフィールドの加工場で処理される鹿の約80%はクライストチャーチ南部から調達するという。

鹿肉産業NZのオコナー最高責任者は、肉の品質と市場の需要につながる技術を支援する考えを表明。一方、欧州市場の鹿肉価格は、域内の困難な経済環境下にあっても安定しており、加工と育成技術の改善により価格を引き上げられるチャンスがあると述べた。

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