NZ産ラム肉が海外で苦戦、EU経済低迷で

ニュージーランド(NZ)産のラム(子羊)肉が海外市場で苦戦している。経済低迷を受け、主要輸出先である欧州連合(EU)が輸入を減らしているのが理由。ウィークリータイムズが伝えた。

統計によれば、NZ産ラム肉の上半期(1~6月)のEU向け輸出は、17%減の6万7,813トンに落ち込んでいる。

NZのEU向けラム肉輸出の割り当ては年間22万8,254トン。これに対して豪州は1万9,186トンとなっている。豪州は昨年、割り当ての上限に近い量をEU向けに輸出している。

欧州拠点のGIRAコンサルタンシーのブラウン・アナリストは、EUの消費者需要の低迷と、対ユーロの記録的なNZドル高が輸出低迷の原因だと説明。EU域内では欧州産のラム肉も販売が落ち込んでいるとした上で、もはやEUがかつてのような魅力的な市場ではないと指摘し、輸出業者はラム肉の陳列棚を確保する努力を続ける必要があるとしている。

EU市場の低迷を受け、NZの輸出業者は、伝統的に豪州が強みを持つ主要市場への販売を強化している。豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)のマクラエ主任エコノミストによれば、NZ産ラム肉の輸出は中国向けが39%、中東向けが33%、それぞれ増加しているという。

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