パキスタンが豪生体羊を処分か、病原菌感染理由で
- 2012/9/20
- 畜産
パキスタンの家畜当局がこのほど、豪州産羊からサルモネラ菌とアクチノミセス菌などの病原菌が確認されたとして、処分勧告を発令したことが分かった。これらの羊はバーレーンが拒否したため、代替地としてパキスタンに約2万1,000頭が移送されていた。地元各紙が伝えた。
具体的な処分対象の頭数は明らかになっていない。19日付ABCニュースによると、パキスタンの連邦裁判所は追加調査が行われるまでは、生体羊の処分差し止めを要請した。
豪当局はパキスタン側がなぜ一部の羊の感染を主張し、一部の処分を行うのか理解しがたいとしている。豪農林水産省は、生体羊がバーレーンとパキスタンに到着するまでは健康だったと発表している。
豪家畜輸出業者委員会(ALEC)のペンフォールド代表は、「われわれは健康な家畜を輸出しており、輸入国側の認証も取っている。病原菌以外の理由を含んでいないかどうかが気がかり」としている。
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