羊肉業界で遺伝子解析試験、育種家からの関心高く

羊肉協同組合研究センター(SCRC)が実施する3度目の遺伝子解析試験プロジェクトでは、育種家から強い関心が示され、わずか3週間で応募が集まった。SCRCのローウ代表は、羊業界で大規模な解析試験を行うことで、育種家が遺伝子テストを本格的に事業に活かせるようになると期待を示している。ランドが報じた。

SCRCは8月半ばに、同試験プロジェクトへの参加受け付けを開始。同プロジェクトは、育種家が登録した子羊の血統をSNP(一塩基多型)チップを使って分析するもので、メリノ種の種雄は1回のテストで17豪ドル(約1,400円)、種雄の育種価を予測する50KSNP試験は50豪ドルとなっている。
同プロジェクトでは、2010年の第1弾で450回、昨年は860回の試験を実施しており、今年は当初1,000回を予定していたものの、育種家からの応募が多かったことから、これを最大1,500回に増やしている。また。試験対象となる種雄の頭数も30頭から50頭に変更された。
ローウ代表は、SCRCが設立された06年時点で、羊肉業界の育種事業は牛肉産業に比べて10年の遅れをとっていたとコメント。「それが今では、約1年に差を縮小できた」と話した。遺伝子解析試験プロジェクトの第3弾で応募が多く集まったことについては、「新技術に対する需要の表れ」と述べ、過去に同プロジェクトを利用した育種家からは、試験後にその効果を確認したところ、良い結果が得られたとのフィードバックを受けていると説明した。

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