羊の電子タグシステム、VIC州政府が補助金

ビクトリア(VIC)州政府はこのほど、州内で飼育される羊に関して、生産履歴を確認できる電子タグの装着を義務化しない方針を明らかにした。ただし同州のウォルシュ農相は、同システムの導入に向けて補助金を提供するとともに、2014年にもシステムを導入できる可能性があるとして羊生産者にタグの利用を促している。10日付ウィークリー・タイムズが報じた。

同農相は先週にエルモア地区で開催された農場見学会で、27万5,000豪ドル(約2,194万円)の助成金を拠出すると発表。同システムには、羊・ヤギ賠償基金からも同額の資金が提供されている。
ウォルシュ農相は、「羊の電子タグは手頃な価格で入手でき、セールヤード(生産者が生体家畜を売却する市場)でも効率的にタグを読み取れるよう取り組みが進められている」と話した。
VIC州農業者連盟(VFF)のフェルドマン家畜部門代表は、政府からの補助金をシステムの導入試験やセールヤードで活用できると述べ、業界が政府拠出を歓迎しているとコメント。ただし、「電子タグの導入コストを懸念する農家は多く、どういった認証システムであれ、生産者にとって実用的かつコストのかからない方法をとらなければならない」と指摘している。

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

ソラマメが過去最大の豊作を記録しました。しかし、ここ1カ月の価格は上昇しています。なぜでしょうか ?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る