ラム肉価格が下落、頭数増加などで

ラム肉価格が、2008年以来見られなかった水準にまで落ち込んでいる。東部州ラム肉取引指標(ESTLI)では10月29日に、1キログラム当たりの価格が333豪セント(約275円)となり、1週間で28豪セント、前年同期比で同170豪セント下落した。31日付ウィークリー・タイムズが報じた。

同指数は今月初めから同47豪セント、9月初めから同105豪セントの落ち込みを見せている。春の出産シーズンで羊の頭数が増えたことや、食肉解体施設の予約がいっぱいになっていることが背景にあるという。

ただし、セールヤード(生産者が生体家畜を売却する市場)でのこうした価格下落は、ラム肉の小売価格にはまだ反映していないようだ。小売り大手ウールワースの広報担当者は、「可能な限り、消費者に最良の価格でラム肉を提供したい」とコメント。同広報担当によれば、8月にラム肉価格を最大30%引き下げて以来、販売量が前年同期に比べて100万キログラム増加したという。

不動産と家畜販売を手掛けるHFリチャードソンのネビンス家畜部長は、「ラム肉生産者は先行きを不安視しているが、われわれは販売を続けるよう助言している」と述べ、「現時点で状況はさほど悪くないが、市場で価格を押し下げようとする力が働いている」との見解を示している。

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