鶏肉インガムズ、CPフーズが買収から離脱

鶏肉最大手インガムズの買収合戦から、CPフーズが離脱した。残された売却先候補として、中国最大の飲料メーカーの名前がささやかれている。10月31日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

豪州人富豪のボブ・インガム氏は今年7月、保有するインガムズを売却すると発表。売却手続きは投資銀行インベステックが担当しており、売却額は最大で16億豪ドル(約1,325億円)に上るとみられている。

CPフーズの離脱により、売却先候補としては米プライベート・エクイティ企業のブラックストーンと、米金融大手モルガン・スタンレーなどが残っている。ニュージーランドの鶏肉大手Tegel Foodsを所有するアニフィニティー・エクイティ・パートナーズも応札しなかったとみられている。

モルスタの背後には、中国の飲料最大手、杭州娃哈哈集団(Hangzhou Wahaha Group)がいるもよう。娃哈哈(ワハハ)は中国全土に子会社約70社と、生産拠点40カ所を展開しているが、宗慶後(Qinghou Zong)会長は海外での事業買収を模索していると伝えられている。

インベステックは、クリスマス前までに売却先を決定したい意向とされる。インガムズの売上高は20億豪ドル以上で、豪鶏肉市場の35%を占める。

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