牛肉MSA等級、新表示に小売り大手が反対

小売り大手ウールワースはこのほど、豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)の食肉等級付けミート・スタンダード・オーストラリア(MSA)の表示をより具体的にする案に対し、消費者を混乱させ、メッセージを弱めると批判している。クイーンズランド・カントリー・ライフが伝えた。

ウールワースは昨年11月から、MSAによって格付けされた牛肉の販売を開始。MSAは肉の柔らかさ、ジューシーさ、風味、全体的な好みの4つの要素によって牛肉を評価するもので、3つ星と4つ星、5つ星の3段階評価となっている。

だが、食肉業界は現在、食感と調理目的に応じ、さらに細かい表示を加えることを検討しており、例えば3つ星は「柔らかさを保証」、4つ星は「高品質の柔らかさ」、5つ星は「最上級の柔らかさ」などとする案が浮上している。

これに対して、ウールワースの生鮮食品部門のマネジャーは、MSA表示に慣れ始めた消費者を混乱させるだけだと指摘。現時点ではMSAを認識している消費者は4割にすぎず、購入時の決断を鈍らせる結果につながると述べている。

同社のMSA格付け済みの牛肉の売上高は、過去10カ月間で10.38%増加し、総額1億7,200万豪ドル(約144億円)に達している。毎週9,000頭余りの牛にMSAが認定されているという。

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