干し草ベーラー販売、5年連続で減少へ

ベーラー(干し草こん包機)の販売台数が5年連続で前年を下回る見通しであることが、農機具市場の調査会社アグリビューの統計で明らかになった。ウィークリー・タイムズが伝えた。

今年1~9月の国内のベーラー販売台数は247台で、第3四半期(7~9月)は133台にとどまっている。昨年は517台を販売していることから、通年販売がこれを上回る可能性は低い。

豪州のベーラー販売は2007年には1,143台に上ったが、以降は毎年、減少している。牧草の不作や、かんがい用水の値下がりが農家の購入意欲に悪影響を及ぼしているものとみられる。

オランダの農業機械大手レリー(Lely)豪子会社のエドワーズ社長は、農家の多くがベーラーの購入を来年に延期していると指摘。安価なかんがい用水が調達できることから、牧草の伐採よりもかんがいに集中する農家が多いと述べている。

一方で、ビクトリア州ベンディゴで農機を販売するミッドステート・マシナリーのヘンマン氏は、ベーラーの中古販売が活発であることから、潜在的な購入者が中古市場に流れていると指摘。米マッセイファーガソン製の「2170シリーズ」の性能が高いことから、多くの農家は可能な限り長く同モデルを使おうとしていると説明した。
同氏は、良好な天候と輸出市場の改善を受け、来年のベーラー販売が増加するとの見方を示している。

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