生体家畜輸出、新年からすべてに新規制適用

2011年にインドネシアで残酷な生体牛の扱いが問題となったことで、オーストラリアから輸出されるすべての生体家畜に対し、輸出サプライチェーン保証システム(ESCAS)が新年1月から適用された。

ESCASは昨年3月からクウェートとバーレーン、カタール、トルコ向け輸出の準拠が求められていた。また9月には日本などアジアや中東各国に対象範囲が拡大され、輸出の99%がカバーされた。

昨年12月末までには、ブルネイやモーリシャス、ロシア、ベトナムなど残りの地域にも適用され、すべての生体家畜輸出にESCASが適用された。ESCASでは輸出業者がサプライチェーンにおける家畜取扱いの責任を持つ。

ラドウィッグ農相は、オーストラリアの動物福祉のリーダーシップに対する評価が高まると述べている。

■インドネ輸入業者が中国へ

一方、インドネシアの生体家畜輸入最大手サントリが、中国・山東省で牛3万頭を飼育するフィードロット(飼育場)を建設する。初期事業として、中国産の雄子牛を肥育する。長期的には、オーストラリア産生体牛の中国への輸入も検討している。

サントリのワレン社長は、「インドネシア企業の視点から見ると、畜産業の状況は近く改善することはないだろう。わが社は、中国へ事業を移行する決定を下した」と説明。オーストラリアの割当量を削減しているインドネシア政府を批判した。

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