畜牛農家の昨年度収入減少へ、南北で明暗

オーストラリア北部では、牛肉価格の低迷と干ばつによる牛の食肉処理数増加を背景に、2013/14年度(13年7月〜14年6月)の畜牛農家の収入が減少する見込みであることが分かった。特に南部との差が大きいという。オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)の報告書を、ウィークリー・タイムズが伝えた。

北部の農家1軒当たりの平均現金収入は4万9,000豪ドル(約476万円)と、前年度(12/13年度)の8万6,000豪ドルから大幅に減少する見通し。これは12/13年度までの10年間の平均水準を約48%下回っている。

一方南部では、農家1軒当たりの平均現金収入は8万5,000豪ドルと、前年度の7万8,200豪ドルから増加し、10年平均を12%上回る見込みだ。

報告書は北部農家の苦境について、食肉処理数が増えたことで保有する畜牛数が減り、価格低迷も相まって在庫価値が減少したことがあると指摘した。北部では09/10年度から11/12年度までの家畜保有が20年ぶりの水準に増加していたこともあり、12/13年度の牛(子牛含む)の食肉処理数は、1978/79年度以来の高水準となる見通しという。

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