カナダで豪産牛肉の輸入急増、国産が不足

カナダ向けのオーストラリア産牛肉の輸出量が今年、すでに2万4,331トンに達し、前年同期比で109%増に上っていることが分かった。カナダ国内の肉牛頭数が20年来の最低水準にあることが背景にある。9月29日付ランドが伝えた。

カナダの肉牛頭数は7月1日時点で1,330万頭。1993年以降で最低の水準となっている。同国の肉牛の処理頭数は2004年の445万頭から、13年には304万頭に減少。今年は301万頭にとどまるとみられている。

これに伴い、カナダの13年の牛肉輸入量は、04年比で131%増の17万3,767トンに伸びている。

米国でも同様に肉牛頭数が減少していることから、カナダの牛肉輸入量は今年8月まで毎月、前年同月を上回る伸びを見せており、これにつれて価格も上昇している。

8月のカナダの輸入牛肉価格は、90ケミカルリーン(CL)が1キログラム当たり6.69カナダドル(約277円)で、前年同月比51%高。80CLが同5.79カナダドルと同47%高となっている。

米国の供給量が制限されていることに加え、カナダの牛肉輸入で3位のニュージーランドと4位のウルグアイが、すでに輸出割り当ての大半に達していることから、カナダの需要に対応する上で、オーストラリアは良い位置につけている。

オーストラリアのカナダ向けの牛肉輸出割り当ては年間3万5,000トン。

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