WA州の生体牛輸出頭数、昨年度は56%増加

西オーストラリア(WA)州からの2013/14年度の生体牛の輸出頭数が、前年度比56%増の30万5,000頭に上ったことが、WA州農業食品省(DAFWA)の発表で分かった。しかし、同州の牛肉輸出量は同5%増にとどまっている。10月31日ウエストオーストラリアンが伝えた。

同州の生体牛と牛肉の輸出額は約3億5,000万豪ドル(約348億円)に上り、このうち2億3,600万豪ドルが生体牛だった。

同省のリサーチオフィサーを務めるカーティス氏は、加工業者に売却する牛の頭数が前年度と比べて大きく減少したと説明。他州に向けて出荷される牛の頭数は過去5年間で初めて増加に転じたと述べている。WA州内の牛の頭数は昨年、200万頭を下回った。

同省によれば、13/14年度にはWA州で約41万1,000頭の牛が処理された。同州で生産された牛肉の3分の1は輸出され、残りは国内で消費されている。

WA州からの中国向け牛肉輸出は過去5年間で20倍に増加し、13/14年度には2,100トンに達したが、日本や韓国、米国向けに比べると輸出規模は小さい。

カーティス氏は、中国市場に輸出しているWA州最大の牛肉生産会社ハービー・ビーフを、鉄鉱石採鉱大手フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)の会長を務めるアンドリュー・フォレスト氏が買収したことから、地元の牛肉産業の自信が高まっていると指摘。悪天候のために北部準州とクイーンズランド州で牛の飼養頭数が減少する中、WA州は好位置につけていると述べた。

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