羊1頭から抗生物質、出荷分全ての価値下がる

ある食肉加工大手が加工処理したラム(子羊)肉から抗生物質が検出されたことが分かった。同社は抗生物質が見つかった子羊の生産農家を特定できなかったことから、この子羊と同時に出荷された3,600頭分のラム肉全てについて、肉質の格付け引き下げを余儀なくされたという。5日付ウィークリー・タイムズが報じた。

抗生物質が検出された子羊は1頭のみで、同社の定期検査で明らかになった。生産農家を3~4軒にまで絞り込むことができたものの、現行の全国家畜個体識別制度(NLIS)で導入されている羊とヤギ向けの識別タグでは、生産農家を特定することができなかったという。同加工会社の社名は非公開となっている。

同社の広報担当者は、肉の品質格付けを引き下げたことによって生じた損失額は「膨大だった」と述べるにとどめている。「仮に問題の子羊が定期検査で発見されず、輸出市場に出てから抗生物質の残留が確認されていれば、一晩にしてラム肉市場の価格が1キロ当たり1豪ドル(約100円)急落していたかもしれない」と述べた。

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