食肉加工JBS、ハム製造最大手プリモ買収

ブラジル系のオーストラリア食肉加工最大手JBSオーストラリアが、ハムやベーコン製造でオーストラリアとニュージーランド(NZ)最大手であるプリモ・グループを14億5,000万豪ドル(約1,485億円)で買収する。公共放送ABCが21日報じた。

プリモは、「プリモ・スモールグッズ」や「ハンズ」、「ビーハイブ」などのブランドを展開。オーストラリアとNZで加工工場5カ所を保有し、3,000人以上を雇用する。中国を含むアジアへの輸出事業を伸ばしていることから、プリモの買収は高付加価値商品の強化を目指すJBSオーストラリアのグローバル戦略に一致している。

業界団体ポーク・クイーンズランドのカワード代表はJBSによるプリモ買収について、買収交渉は以前から行われていたとし、国内外の付加価値食品市場への参入を目指す両社にとって、それぞれの戦略に合致していると説明。「(買収により)大手の市場支配力が強まる懸念もあるが、(グローバル展開するJBSの)国際的なノウハウがもたらされ、(豚肉)業界の成長と多様性強化に貢献する(良い)面もある」との見方を示した。

今回の買収で牛肉と豚肉業界両方に強みを持つ大手が誕生するが、豚肉業界での影響について同代表は、加工会社がまだ数多く存在することを理由に、生産者に納入先を選ぶ多大な自由があると述べ、市場は大手の独占とはならず競争が依然存在すると述べた。

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

ソラマメが過去最大の豊作を記録しました。しかし、ここ1カ月の価格は上昇しています。なぜでしょうか ?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る