食肉テイズ、QLDで牛の処理頭数引き下げ

食肉加工2位のテイズ・オーストラリアが15日から、クイーンズランド(QLD)州ロックハンプトンの加工場で牛の処理数の引き下げと従業員の削減に踏み切る。肉牛の需給がひっ迫しているため。10日付ウイークリー・タイムズなどが伝えた。

テイズは従業員最大50人を削減し、牛の処理頭数を1日当たり1,215頭と、これまでの1,400頭から減らす。テイズは肉牛の不足について、「手に負えない状態」(同社法人サービス部長)としており、干ばつの長期化や生体牛輸出の増加が肉牛不足の背景にあるとした。テイズは国内東部に加工場6カ所、肥育場3カ所を運営している。

一方、生体牛輸出業界は、国内の肉牛数の不足は生体牛輸出が原因ではないとし、牛肉業界での「悪者扱い」に反論。オーストラリア家畜輸出事業団(ALEC)のペンフォールド最高責任者「過去2年間に肉牛処理が高水準で続いたことを踏まえれば、(肉牛の不足は)回避できないことだ」と主張した。

■中国向け牛肉輸出額急伸

2015年の中国向けの牛肉輸出額が過去最高の9億1,700万豪ドル(1豪ドル=約80円)に達し、それまでの3年間で6倍に増加したことが、オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)の調べで分かった。

中国向けの牛肉輸出量も、同期間に4倍以上増加した。

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