QLD北部で新処理場建設計画、肉牛確保が条件

クイーンズランド(QLD)州北部ヒューエンデン(Hughenden)で、食肉加工施設の建設計画が持ち上がっており、中国の投資会社DSCYインベストメンツが資金を投じる構えだ。しかし、十分な肉牛の供給を確約することが条件だという。公共放送ABCが16日、報じた。

ヒューエンデンの食肉加工施設が利益を上げるためには、年間で18万頭の牛を処理する必要があるもよう。DSCYと締結した覚書(MOU)によれば、QLD州の業界団体であるノースビーフは、最終合意に至るために、肉牛を継続して、確実に調達できることを保証しなければならないとされている。

しかし、オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)は、QLD州の肉牛不足が今後2年間は続くと予想。すでに東部州の食肉加工業者は、利益を出すのに十分な量の肉牛の確保に苦慮している。

ノースビーフのアトキンソン会長は、新食肉加工施設が稼働するのは3年先だとし、それまでに肉牛の供給が回復することを望んでいると述べた。また、東部州の食肉加工施設は現在全てブリスベンから出荷していることに触れ、ヒューエンデンの新施設はブリスベンではなく同州タウンズビルからの輸出を計画しているのがユニークな点だと説明した。タウンズビルから出荷することで、輸送コストが抑えられるという。

ノースビーフとの覚書では、DSCYは新食肉加工施設の運営企業を見つけなければならない。アトキンソン会長は、数カ月内に最終合意に達する見込みと述べている。

■肉牛価格が最高値

オーストラリアの生体価格指標の東部地区若齢牛指標価格(EYCI)が今週、1キログラム当たり6.0525豪ドル(1豪ドル=約82円)の過去最高値を付けた。EYCIが今後同7豪ドルを超えるとの予想も出ている。

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