X線や3D技術で食肉測定!正確さが大幅向上へ

オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)と西オーストラリア州のマードック大学により、X線や3Dイメージングなどの先進技術を利用した食肉の測定方法が研究されている。正確な肉の量や品質を測定することができれば、農家の収入増にもつながるとして、畜産業界に革命がもたらされると期待されている。公共放送ABCが11日、報じた。

研究を主導するマードック大のガードナー博士によれば、二重エネルギーX線吸収測定法(DEXA)を利用することで、枝肉の脂肪と骨を除いた肉の正確な計量が可能になるという。同博士は現在の業界の状況について、食肉加工場に家畜を売却する際のデータで透明性が欠けていると指摘。現在は枝肉体重によって売却価格が決定されているが、実際の肉の量や品質は分からず、データが「非常におおざっぱな指標」でしかない状態が続いているという。

同博士によると、2年内には農家から先進技術を利用した同方法についてのフィードバックを得ることができる見通しだ。

同研究に対しては、連邦政府の「利益性を求めた地方研究開発プログラム(RRDPP)」を通じ、1,100万豪ドル(1豪ドル=約79円)が拠出されており、さらに4年間で48万豪ドルが投じられる予定。業界団体のオーストラリアン・ポークやオーストラリア食肉加工業者協議会(AMPC)のほか、食肉加工大手のテイズ・オーストラリアやJBS、畜産会社オーストラリアン・カントリー・チョイスも資金援助するという。

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