第5尾 「Deepsea Bream(南洋チヌ)」

今回は、さまざまな種類があるブリームの一種「Deepsea Bream(南洋チヌ)」を取り上げます。オーストラリアの魚屋さんでは一年を通して売られるメジャーな魚ですが、やや臭みが残るのであまり刺身には向かないかもしれません。

刺身としてはくさみがありイマイチです

行きつけの魚屋で、刺身用の目ぼしい魚がなかったので逡巡していると、売り場の兄ちゃんが「これは新鮮だよ」とディープシー・ブリームを勧めてきました。以前に買ったこの魚はあまりおいしくなかったのですが、もう一度試しに買ってみました。

日本ではディープシー・ブリームは出回っていないので、実は正式な日本語名がありません。南洋チヌの英語名は「Pacific sea-bream」といい、ディープシー・ブリームはやや別の種と思われますが、南洋チヌに近い仲間であるのは確かなようです。

刺身用に捌くと、身の作りはほぼ真鯛と同じような感触です。透明感のある白身で血合いの赤みが強いです。ただし、味となると真鯛と比べると全然異なります。魚のアラをダシにしても、真鯛のような豊潤な香りは出ません。刺身にすると、若干生臭さが残るので個人的には好きではありません。

そのため、煮物やフライなどにするといいかもしれません。個人的にはがっかりの食卓魚です。(西原哲也)

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