第13尾 「Red Spot Whiting(キス)」

最近ショッピングセンターの魚屋さんで、ホワイティング(Whiting)と呼ばれるキスを目にするようになりました。今回紹介するレッドスポット・ホワイティング(Red spot whiting)は、文字通り赤い斑文がありますが、これは「Eastern school whiting」や「Bass Strait whiting」など、複数の呼び方があります。日本の高級魚であるシロギスなどと比べて模様が違い、これはトラギスの仲間だと思われます。【西原哲也】

赤い斑文があるキス。コクがある味わい

ただしキスの名に負けず、オーストラリアでは安く調達でき、非常に美味しい魚です。時期などにもよりますが、キロ当たり約10豪ドル(1豪ドル=約83円)以内で買えますので、サバなどと同様、非常に庶民的な魚です。ただしオーストラリアでは、漁獲量が毎年約1,000トンに規定されているそうです。

形状は、口が小さくとがり、200メートルくらいの砂底に生息しています。サイズが15センチくらいと小さいものが大半ですが、最大70センチくらいに達するものもあるようです。

白身はコクがあって実においしく、やはり食べ方はフライや天ぷら、焼き魚にすると絶品です。骨もしつこくなくて食べられます。刺身にもできますが、オーストラリアでは新鮮なものはなかなか見かけません。

それでも、高級魚のシロギスの味わいがあるホワイティングが、オーストラリアでは安価に楽しめるのは嬉しいものです。

西原 哲也NNAオーストラリア社長

投稿者プロフィール

早稲田大学社会科学部卒業後、時事通信社入社。外国経済部記者を経て、香港大学大学院アジア研究修士 課程(MAAS)修了。NNA香港版編集長、中国総合版編集長などを経て現職。著書に「進化する香港 競争力ナンバーワンの秘密を探る」(共著・ NNA)、「秘録・華人財閥 日本を踏み台にした巨龍たち」(NNA)、2012年8月に「覚醒中国 秘められた日本企業史」(社会評論社)を上梓。

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