第2回 オーストラリアで旬のマグロ

オーストラリアの冬、6〜8月に旬となるマグロ。高級日本食レストランのすしカウンターからお手ごろな回転ずしまで、マグロをいち押しで勧める時期です。この時期にマグロを食べないなんてもったいないですね。

マグロを2週間に一度は食べに訪れるすし屋では、最近の日本食ブームで、ローカル客がすしカウンターを占領、これはいままで見かけなかった光景です。彼らにとっては「カウンターですしを食べる」というのが一つのステータスとなっているようで、ビジネスランチやディナーはもちろん、アジア系のカップルが独占状態の日も。ローカル経営の高級日本食レストランでなじみの日本人すしシェフによると、3カ月先まで予約が一杯だそうで、お寿司を含む日本食ブームを彷彿させます。

シドニーの回転ずしでもこの時期は、通年提供される赤身だけではなく、中トロや大トロもオーダーできます。オーストラリアで食べられるのは本マグロ(BluefinTuna)、ミナミマグロ(Southern Bluefin Tuna)、メバチマグロ(Bigeye Tuna)、キハダマグロ(YellowfinTuna)などで、シドニー南部アラダラ周辺でとれるとのこと。

ミナミマグロは甘みが強く脂さっぱり、メバチマグロは脂が少なくさっぱりしているのが特徴。優れた職人はそれぞれのマグロを熟成し、食べごろを見極めて提供します。ネタの切り方(包丁の入れ方、筋の切り方)やシャリの温度で触感や味が劇的に変化するお寿司、ここオーストラリアでも職人の技術が光ります。

シドニー中心部の日本食レストラン「鱒や」では先日、異なるマグロを食べ比べるイベントを開催しました。マグロやすしへの関心の高さを反映し、1人190豪ドル(1豪ドル=約77円)の価格にもかかわらず、すぐ満席になったとか。

シドニー在住日本人にも定評がある日本食レストラン「華樹林」では、この時期カウンターで、すしシェフのお任せでマグロを頂くのはもちろん、マグロの頭の部分「カマ」も提供しており、その豪快さはローカル客の目をひきます。

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