第215品 ピュアハーベストのソーイミルク

「全てオーガニック」が売りです

オーストラリアは豆乳消費が旺盛な国の一つで、スーパーにはさまざまなブランドの投入が売られていますが、今回はピュアハーベスト社の「オーガニック・ソーイミルク」を紹介します。

ピュアハーベスト社は1979年にビクトリア州の穀物地帯プラーランで設立された穀物生産会社で、今ではオーストラリア最大のオーガニック食品生産会として知られます。商品は植物系ミルクやフルーツジュース、食用油やしょうゆ、せんべいなど広範囲にわたり、輸出もしています。

さて「オーガニック・ソーイミルク」ですが、この商品に限らず、オーストラリアのソーイミルクは、日本の豆乳と比べると豆乳独特の風味が足りないという気がしますが、それでも甘さが抑えられており飲みやすいです。名前の通り、オーガニックの大豆やライス・シロップを使っています。しかも値段が1リットル入りで1.5豪ドル(1豪ドル=約73円)と非常に安く、国内の大半のスーパーで売られています。

酪農大国でもあるオーストラリアでは、牛乳を意味する「ミルク」という商品名を豆乳に使わないよう求める声が強まっていますが、それもソーイミルクの消費拡大に対する危機感の表れでしょう。(西嵐)

公式SNSをフォロー