第243品 ブッシェルズの「ブルーレーベル・ティーバッグ」

パッケージにも「Cuppa」の文字が入っています

略語が多いオーストラリアでは「Cuppa」という略語があります。これは「cup of tea」を略したものです。イギリスの植民地だった歴史を持つオーストラリアでは、コーヒーブレークではなくティーブレークが主流です。本日ご紹介するのは、そんなティーブレークが好きなオーストラリア人が愛するオーストラリアの紅茶ブランド、ブッシェルズのブルーレーベルです。

ブッシェルズは、1883年にブリスベンで紅茶ディーラーだったブッシェル氏が紅茶専門店として創業したことから始まりました。ブッシェル氏が独自に配合した紅茶ブレンドは、瞬く間に人気となり、その後シドニーで紅茶販売店から卸売り事業へと事業を拡大し、オーストラリア初の紅茶生産企業となりました。1910年に上場企業となり全国に事業を拡大。全国に事業を拡大し急成長した結果、キャッシュフローの問題などに直面しますが、これも乗り越え今ではオーストラリアを代表する紅茶ブランドにまで成長しました。

ブッシェルズのブルーレーベルは、摘採した茶葉をそのまま楽しむブラックティーなので、茶葉本来の香りを感じられます。そのため濃い紅茶が好きな方にはおすすめです。価格は50パックで2豪ドル(1豪ドル=約69円、価格は調査当時)でした。(瀬戸内)

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