第255品 バイロンベイ・コーヒー・カンパニーのネロ・エスプレッソ
カフェ文化が根付くオーストラリアでは、こだわりを持ってローストしたコーヒー豆を地元のカフェに卸す小規模なコーヒー事業者が少なくありません。今回は、オーストラリアきってのおしゃれなビーチシティを拠点とするバイロンベイ・コーヒー・カンパニーを取り上げます。
ニューサウスウェールズ州にあるバイロンベイは、日本人の間でも人気急上昇中の観光地。同社はここで1989年に創業。シドニーの都会から田舎の生活を求めて移住したフランコとアニーが、趣味でコーヒー豆のプランテーションを始め、地元のマーケットに豆を卸していました。いつの間にかビジネスは大きく成長し、今では世界各地の最高級品質のコーヒー豆を仕入れ、丁寧にローストしています。粉タイプのネロ・エスプレッソはこくが深く、程よい酸味でブラックでも楽しめます。小売価格は250グラムで13豪ドル(1豪ドル=約75円、価格は調査当時)。
日本のカフェでは最近、オーストラリアの代表的なコーヒー「フラットホワイト」がよく見られるようになったので、魅力あふれるバイロンベイ産のコーヒーとうたえば人気が出そうです。
マーケティングの一環として、テレビCMに、同地に邸宅を構えるオージーのハリウッドスター、クリス・ヘムズワースを起用すれば効果は絶大かも。(岩下)
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