第4品 ティムタム

オーストラリアを代表するお菓子といえば「ティムタム」です。サクッとしたビスケットでチョコレートを挟み、さらに周りをチョコでコーティングしてあるこのお菓子はお土産としても定番で、国内だけでなく海外でも人気です。

フレーバーの種類も豊富で、定番の「オリジナル」「ホワイト」をはじめ、セレブリティ・パティシエのアドリアーノ・ズンボ(Adriano Zumbo)とコラボした「レッド・ベルベット」「ココナッツ・クリーム」などもあり、計10種類以上があります。最近では小さな一口サイズのものも販売され、選択肢が多くなりました。

また、ティムタムといえば「ティムタムスラム」という食べ方が有名です。ティムタムの対角線上の角をかじり、片方をコーヒーに付け、ティムタムをストロー代わりにしてコーヒーを吸い上げ、コーヒーが口の中に入った瞬間にパクッと全部口に放り込むという食べ方です。日本人は、手と口の周りが汚れるので苦手という方も多いようですが、筆者はコーヒーの苦みとティムタムの甘さの絶妙な相性と、口の中でビスケットが解けて消えてしまうような触感に、とりこになっています。

11個入り1パックで3.49豪ドル(1豪ドル=約84.40円、価格は調査時点のもの)。安売りされることも多く気軽に買える安さです。

今年創業150周年を迎えた製造会社のアーノッツは、現在は米国キャンベル・スープ・カンパニーの傘下にありますが、オーストラリアの菓子メーカーのアイコン的存在となっています。(丸子)

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