第27品 粉ミルクの「アプタミル(Aptamil)」

中国で出産する友人のお祝いに、同国で猛烈と言っていいほど需要があるオーストラリアやニュージーランド(NZ)産粉ミルクを送ってあげようと思い、スーパーマーケットで探しますと、なるほどこんな商品が飛ぶように売れていました。「ダノン・ニュートリシア」ブランドの粉ミルク「アプタミル(Aptamil)」です。

いずれのスーパーでも、粉ミルク棚は常にスカスカの虫食い状態で「供給がひっ迫しているので、購入は一人4缶までにしてください」と書かれた注意書きがあります。中国人による爆買いが実感できる光景です。ダノン・ニュートリシアは、フランスの乳業大手ダノン・グループのオセアニア事業会社で、粉ミルクや幼児食品を乳業大国であるNZのオークランド工場でフル生産し、オセアニア全域に商品を出荷しています。

この粉ミルク「アプタミル・プロフューチュラ」の小売価格は約26豪ドル(1豪ドル=約81円、価格は調査時点)です。さすがに成人の筆者には味の良しあしは分からないのですが、乳児に良くない成分は使わず、限りなく母乳成分に近づけたとうたっています。乳児用食品としてアジアのナンバーワンシェアを誇るようです。

同社のホームページには、粉ミルクを販売しているにもかかわらず「やはり母乳がベスト」と強調しており、逆に余裕さえ感じられます。(西嵐)

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