第28品 SPCのスパゲティ(Spaghetti)

オーストラリアで初めて目にしたものの一つに、缶入りスパゲティがあります。スーパーやコンビニなどで広く販売されており、保存食として常備しているオージー家庭も多いです。1918年設立の老舗食品会社SPCが販売するのは、名前もそのままの「スパゲティ」で、40年以上前の1974年に発売されました。

主に子ども向けに親しまれ、懐かしの味とされていますが、苦手な人も多いようです。缶を開けるとトマト味の甘めのソースにスパゲティがそのまま入っていて、スパゲティはちょっと力を入れるとぼそぼそ切れてしまうほど柔らかくなっています。他に具はありません。筆者がオージーに教わった食べ方は、まず中身を容器に空けて暖め、バターを塗ったトーストに乗せる方法です。悪くはない味ですが、食べ盛りの若者や味覚がまだ発達していない子どもでなければ、進んで食べようと思わないかもしれません。

価格は420グラム缶が1.30豪ドル(1豪ドル=約81円、価格は調査時点)と格安。缶のほかに一食分に小分けしたパックも販売しています。SPCは缶入りの果実やトマトなどを製造・販売しており、2002年に同業アードモナと合併後、SPCアードモナとして05年には飲料大手コカ・コーラ・アマティル(CCA)の傘下に入っています。(葉羽)

 

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