第114品 「アーリントンズのタピオカ・プディング・パッションフルーツ」

夏は冷たく、冬は少し暖めてもおいしいプディング

1990年にニューサウスウェールズ(NSW)州シドニー北部のシーフォースで創業したアーリントンズはもともと、青果・野菜生産農家でした。現在はオーストラリア東部に商圏を拡大し、スナックにつけて食べるディップやアフガニスタン風クラッカーなどを製造・販売しています。また、週末にはシドニー市内3カ所のマーケットで出店し、積極的に自社製品のプロモーションを行っています。

同社はほかにデザートとして、マンゴーなど5種類のタピオカ・プディングやブラック・ライス・プディングを販売しています。いずれもグルテンフリー、乳製品フリーをうたっており、ビーガン(完全菜食主義者)にも優しいというのが売りです。このうちの一つであるタピオカ・プディング・パッションフルーツは、緑色が主体の容器で、3.8豪ドル(1豪ドル=約89円、価格は調査当時)で売られています。中は、パッションフルーツを思わせる黄色みかかったムースの中につぶつぶのタピオカゼリーがたくさん入っています。パッションフルーツの風味はしっかりしているものの、筆者にとっては少々甘ったるく感じました。(頼徳)

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