オーストラリアは来年から、太平洋島しょ国のフィジーとバヌアツから、カヴァ(kava)の商業輸入を再開するそうだ。カヴァは、コショウ科の木で、フィジーやバヌアツなどの人々が根をつぶして水にさらして飲む。味はよくないが、鎮静効果がありダウン系のドラッグだ。 オーストラリアは以前、カヴァの輸入を認めていた。ところが、先住民がアルコールの代わりに大量に消費し、一時社会問題になった。連邦政府は商業輸入を禁止した一方、島しょ国に気を使い、個人使用に限り一定量の持ち込みを認めていた。 こうした中、輸入の再開を言い出したのは、太平洋で勢力を拡大する中国を懸念してのことらしい。オーストラリアが、伝統文化であるカヴァを尊重し、輸入解禁で彼らの外貨獲得手段を増やせば、両国の気を引けるということのようだ。果たしてこの作戦、うまくいくのかどうか。(欣達)

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