そして誰もいなくなった

シドニーのカフェでテークアウェーのコーヒーを買うたびに、使い捨ての紙カップが無駄だと思っていた。その後、ガラス製でシリコンのふたが付いたカップを買い、1年が過ぎた。

ここに来て新型コロナウイルスの感染が広まり、衛生上問題があるなどと使用を控えてほしいというカフェも出てきたので、仕方なく紙コップを受け入れていた。すると今度は、ニューサウスウェールズ(NSW)州政府が、感染拡大を防ぐとの理由で、レストランやカフェなどの営業停止を決めた。もっとも、テークアウェーについては認めるというので、いつものお気に入りのカフェには影響がないだろうと思っていた。

ところが、NSW州政府の発表後に例のカフェに行くと、人が誰もいない。数日前から客が激減していたのは気づいていたが、州政府の発表前に営業を中止していたらしい。予想外の急展開で、テークアウェーのコーヒーまで飲めなくなった。次は何が来るのかと戦々恐々としている。(欣達)

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