寿司トレイン?
日本のお盆休みにスカイプで久々に弟家族の顔を見た。今年小学校に上がった姪っ子は、上の前歯が抜けていた。近くの遊園地で遊んだ後、日帰り温泉に行って、夕食はみんなで寿司を握って食べたという。
「何を握ったの?」と聞くと、「マグロとサーモンとエンガワ!」。エンガワとは渋いね。田舎だが、港町なので、魚は新鮮なはずだ。「こんど、おじさんにも握ってあげるからね」と可愛いことを言う。だが、このご時世、帰国できるのはいつになるやら。子どもの成長は早い。次に会った時には口も利いてくれないかもしれない。
ノートパソコンを閉じて横を見ると、愚息がいる。リモート授業が続いて友達にも会えず、退屈してゲームばかりしている。サーモンなら当地でも簡単に買える。「うちでも寿司を握ってたべようか」「うん、寿司トレインやりたい!」「どうやって?」「ラジコンカーの屋根に皿を乗せて」「……」
姪っ子の握った寿司を食べる日が待ち遠しい。(城一)
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