食べ残し

国によって異なる価値観の一つに「食べ残し」があるように思う。日本では、ご飯粒一つ残さず食べることが美徳とされ、子どものころからそう教えられてきた。食べ残すことが「礼儀」でもある中国に旅行で行った際には、食べきれんばかりの食事を振舞われ、残してはいけないと一生懸命食べ過ぎた経験がある。
またカンボジアでは、行き慣れている友人に食器を片付けた後に、裏で食べる人がいるから、残したほうがいいと言われ、何も残っていない自分の皿とにらめっこした。さて、ここ豪州では、人々は食べたい分だけ食べて残すことが多いように感じる。もったいないから無理してでも食べようという意思を持っている人は少ないのではないだろうか。
ただ先日、シドニー市内のフードコートで食事をした際、食べ残しの皿を1カ所に集めている男性を目撃。おもむろにはしを取り出したかと思えば、おいしそうに食べ始めた。筆者はご飯粒一つ残っていない丼を目の前に、小さなカルチャーショックを受けた。(豪々)

この著者の最新の記事

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

新型コロナや豪中貿易紛争の影響で縮小したSA州のロック・ロブスター業界に、州政府が支援の手を差し伸べました。どのような支援内容でしょうか?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る