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「水は50豪セント(約40円)増しになりますがよろしいでしょうか」……。このほど、ファストフード店で水を選んだら、こう言われ仰天した。つまり割高な水以外の安い選択肢は、白砂糖や着色料をたくさん含んだ炭酸飲料水やオレンジジュースしかないことになる。
豪州人に肥満体が多いのは、選択肢のなさではないだろうか。自動販売機やテイクアウェーの選択肢で太る要素以外のドリンクが限定的なことが関係しているように感じる。日本でコンビニエンスストアに行って、様々な種類のお茶を目の前に迷っていた頃にすでに懐かしさを覚えてしまう。
麦茶を自分で作り、透明のペットボトルに入れて持ち歩くと、「その変な色の飲み物は何」という目でみられることもある。豪州ではヘルシーとして日本食が流行っているが、ヘルシーなお茶がもう少し浸透してもいい。(豪々)

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