フレッシュジュース

会社帰りによく立ち寄るフレッシュジュース店のお気に入りジュース「ベジブースター」が、いつのまにかまた値上がりしていた。レギュラーサイズで0.5豪ドル値上がりし、1杯5.5豪ドル(約410円)だ。
香港や北京に赴任していた頃にもよく飲んでいたが、価格はその約4分の1だった。自国の野菜や果物を材料にするのは中国も豪州も同じはずだが、いったいなぜこれほど価格差が開くのか、理屈的には理解できても、感覚的には納得できない。
それでも、豪州の豊富な食材にはどことなく安心感がある。無駄な殺虫剤や化学肥料を極力避けようとする姿勢が農業関連のニュースや農家の声からもうかがえる。
しかも、紙切れの価値や株式、債券といった金融指標の乱高下にピリピリせざるを得ない国とは違い、野菜や果物、穀物といった食糧が豊富にある国は結局のところ強い——。フレッシュジュースの背後に、豪州のそんな自負を感じる。(駑馬)

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