甘党の度合い

会社近くのコーヒーチェーンで、豆乳があるというので注文した。「砂糖は入ってないだろうね」と念押ししたところ、店員は「大丈夫、甘くないよ」。
ところが、一口飲んだけで甘さが口中に広がったので「やれやれまたか」とため息が漏れた。豪州人はとにかく糖分に“甘い”。甘すぎると眉をしかめるデザートや菓子はよくある。
だが実は少数派はこちらで、世界標準は豪州人に近い。北米でもアジアでも、中東諸国でも、お茶にどっぷり白糖を入れてたしなむ習慣をよく見てきた。そんなに甘くしては豆乳の苦みやお茶の渋み、パンケーキの素材といった本来の味を台無しにしてしまう——と思うのだが、やはり甘みは麻薬のように心地いいのだろう。
甘さを抑えるということは、舌の感覚を鋭敏にするということでもある。海外の料理を見ていると、和食ほど素材の味を大切にしないのではと感じる。甘党の度合いとその国の料理は関係があるかもしれない。(駑馬)

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