バロッサバレーの食文化

ワイナリーで世界的に有名なアデレードのバロッサバレーを訪れると、辺り一面に美しいブドウ畑が広がる。案内してくれた地元女性によると、この地域でかつて、大手ハンバーガーチェーンのマクドナルドの出店が決まっていたが、住民の反対で計画中止に追い込まれたことが2度もあったという。
大量消費型のファストフードを拒否するというのは、地域の食文化によほどのこだわりと自負があってのことだろう。確かにその周辺を自動車で回っていても、ファストフードは見当たらない。たまに小規模なワイナリーと、ベーカリーがあるくらいだ。
バロッサバレーが開拓され、ワイナリーが広がったのは世紀半ばだというので、この牧歌的な景色はおそらく100年以上変わっていないかもしれない。劇的に変化しつつある世の中で、変わらないことの価値がますます見直されていくと思われる。(駑馬)

この著者の最新の記事

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

上場計画を再始動したカキの養殖会社イースト33によると、シドニーロックオイスターの価格は上昇していますが、過去5年間で何%上昇したでしょうか?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る