美談の信憑性

ワイナリーで有名な南オーストラリア州のバロッサ・バレーを訪れた際、同地域に有名なファストフード・チェーンの進出計画が2回にわたり持ち上がったのに住民の反対運動でいずれも却下された、という話を聞いた。

地域の食文化に対する住民の誇りや矜持が伝わるようで、いささか感心させられる話だ。

だが─。それにしてはオーストラリア人はあまりにファストフード好きではないか。オーストラリア料理といったら、ファストフードを皿に盛ったのと大して変わらないんじゃ……と思われる。肥満が問題になっているのに、駅のホームにある自動販売機はコーラが大半を占め、公立学校の売店でもジャンクなものが多い。

すると、先の美談は本当か?という疑問も湧く。言われてみれば、あんな田舎にオープンするファストフードがあるのかどうか。うまく練られたPRである可能性もあるカモ……と思っている。(西嵐)
 

この著者の最新の記事

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

大幅な組織改革をしたセブンイレブン。その効果はある商品の開発期間の半減で明らかになったそうですが、その商品とは何でしょうか?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る